フィリピンのティノラ。しょうがの澄んだスープに骨付き鶏、青パパイヤ、青菜を入れ、ご飯とパティスを添えた一皿
🔪下準備20分
🔥調理45分
🍽️分量4
🌍料理フィリピン料理
東南アジアレシピ

ティノラの作り方|フィリピン鶏スープ

29分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: 材料を切り分ける
STEP 11 / 4

材料を切り分ける

所要時間15分

火は使いません。鶏肉は水気をふき、塩小さじ1/2を全体へ薄くまぶします。しょうが35gは2mm幅の細いせん切り、玉ねぎは1cm幅、にんにくは粗みじん切りにします。青パパイヤは皮と種を除き、厚さ1.5cmのくし形に切ります。はやとうりで代替する場合も同じ厚さにし、薄くしすぎないでください。青菜はざく切りにし、茎が太い小松菜は葉と茎を分けます。

手順2: しょうがと香味野菜を炒める
STEP 22 / 4

しょうがと香味野菜を炒める

所要時間7分

鍋にサラダ油大さじ1を入れ、中火で温めます。しょうがを入れて2分炒め、端が少し乾いて香りが立ったら、玉ねぎとにんにくを加えます。中火のまま3分から4分炒め、玉ねぎの角が透き通り、にんにくが薄い黄色で止まる状態を目安にします。焦げ色が強く付くと澄んだスープが茶色くなるので、鍋底が乾きそうなら火を少し弱めます。

手順3: 鶏肉にパティスを絡める
STEP 33 / 4

鶏肉にパティスを絡める

所要時間8分

中火のまま鶏肉を入れ、鍋底に広げます。表面が白くなり、ところどころ薄い焼き色が付くまで5分ほど返しながら炒めます。強い焼き目を作る必要はありません。鍋肌からパティス大さじ1と1/2を回し入れ、1分ほど混ぜます。鍋底に薄い琥珀色の汁が2mmほどたまり、木べらで返すと鶏の表面に艶が残る状態が目安です。ここで焦がすと、後で水を入れても苦味が残ります。

手順4: 弱火で煮て青菜で仕上げる
STEP 44 / 4

弱火で煮て青菜で仕上げる

所要時間42分

米のとぎ汁または水1.4Lを加え、強火で一度沸かします。沸いたらすぐ弱火へ落とし、表面の泡をすくいます。ふたを少しずらし、鍋の端から小さな泡がふつふつ上がる火加減で20分から25分煮ます。手羽元の肉が骨から少し縮み、竹串を刺すと透明な汁が出たら、青パパイヤまたははやとうりを加え、中弱火で10分から12分煮ます。角が透き通り、竹串がすっと入る一歩手前で止め、最後に青菜を沈めます。葉が鮮やかな緑に変わったら1分から2分で火を止め、鶏肉の中心温度が74度C以上になっていることを確認してから器へ移します。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

4人分です。ご飯と合わせる主菜のスープとして、骨付き鶏を多めにしています。米のとぎ汁を使うと、鶏だしの丸みが出ます。とぎ汁がない場合は水で構いませんが、煮込み中に強く沸かさないことだけ守ってください。

骨付き鶏、青パパイヤ、しょうが、玉ねぎ、にんにく、マルンガイ、パティス、米のとぎ汁を並べたティノラの材料
ティノラは骨付き鶏、しょうが、青い瓜、青菜、パティスをそろえると日本の台所でも作りやすい
10品目

鶏肉とスープ

材料 分量 役割
鶏手羽元 8本、約650g 骨からだしを出す主役
鶏もも骨付きぶつ切り、または手羽中 300g 肉の食べごたえを補う
小さじ1/2 鶏肉の下味
サラダ油 大さじ1 香味野菜を炒める
しょうが 35g 皮を薄くこそげ、細いせん切り
玉ねぎ 1個、200g くし形または薄切り
にんにく 2片、12g 粗みじん切り
パティス 大さじ2 鍋へ大さじ1と1/2、食卓で残りを調整
米のとぎ汁、または水 1.4L 煮汁。途中で100mlまで足してよい
黒こしょう 小さじ1/4 仕上げ
8品目

青い瓜と青菜

材料 分量 代替・備考
青パパイヤ 正味350g 皮と種を除き、厚さ1.5cmのくし形
はやとうり 正味300g 青パパイヤがない場合。皮をむき、種を除く
マルンガイの葉 40g 手に入る場合の理想
ほうれん草 120g マルンガイ代替。ざく切り
小松菜 80g ほうれん草と混ぜると食感が残る
カラマンシー、またはすだち 2個 食卓で搾る
青唐辛子 1本 辛味を足す人だけ。縦に割る
温かいご飯 4膳分 スープを受ける主食
アレルギーと食品安全

このレシピは鶏肉と魚醤を使います。魚介アレルギーがある場合はパティスを使わず、塩小さじ3/4と薄口しょうゆ小さじ2で塩味を補います。ただし香りは現地風から離れます。鶏肉は中心温度74度C以上を目安に完全に火を通し、生の鶏肉を扱ったまな板、菜箸、ボウルを盛り付けに使い回さないでください。

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📊 栄養情報(1人分)
105
kcal
8.5g
タンパク質
5.8g
脂質
4.5g
炭水化物
1.0g
食物繊維
330mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
人数に合わせて材料表を調整する
4人分

材料|日本の台所で作る鶏肉のティノラ

4人分です。ご飯と合わせる主菜のスープとして、骨付き鶏を多めにしています。米のとぎ汁を使うと、鶏だしの丸みが出ます。とぎ汁がない場合は水で構いませんが、煮込み中に強く沸かさないことだけ守ってください。

骨付き鶏、青パパイヤ、しょうが、玉ねぎ、にんにく、マルンガイ、パティス、米のとぎ汁を並べたティノラの材料
ティノラは骨付き鶏、しょうが、青い瓜、青菜、パティスをそろえると日本の台所でも作りやすい

鶏肉とスープ

材料 分量 役割
鶏手羽元 8 本、約650 g 骨からだしを出す主役
鶏もも骨付きぶつ切り、または手羽中 300 g 肉の食べごたえを補う
小さじ1/2 鶏肉の下味
サラダ油 大さじ1 香味野菜を炒める
しょうが 35 g 皮を薄くこそげ、細いせん切り
玉ねぎ 1 個、200 g くし形または薄切り
にんにく 2 片、12 g 粗みじん切り
パティス 大さじ2 鍋へ大さじ1と1/2、食卓で残りを調整
米のとぎ汁、または水 1.4L 煮汁。途中で100 mlまで足してよい
黒こしょう 小さじ1/4 仕上げ

青い瓜と青菜

材料 分量 代替・備考
青パパイヤ 正味350 g 皮と種を除き、厚さ1.5cmのくし形
はやとうり 正味300 g 青パパイヤがない場合。皮をむき、種を除く
マルンガイの葉 40 g 手に入る場合の理想
ほうれん草 120 g マルンガイ代替。ざく切り
小松菜 80 g ほうれん草と混ぜると食感が残る
カラマンシー、またはすだち 2 個 食卓で搾る
青唐辛子 1 本 辛味を足す人だけ。縦に割る
温かいご飯 4膳分 スープを受ける主食
アレルギーと食品安全

このレシピは鶏肉と魚醤を使います。魚介アレルギーがある場合はパティスを使わず、塩小さじ3/4と薄口しょうゆ小さじ2で塩味を補います。ただし香りは現地風から離れます。鶏肉は中心温度74度C以上を目安に完全に火を通し、生の鶏肉を扱ったまな板、菜箸、ボウルを盛り付けに使い回さないでください。

しょうがの湯気が立つ、フィリピン家庭の鶏スープ

鍋にしょうがを入れた瞬間、台所の空気が少しだけ明るくなります。にんにくや玉ねぎの甘い匂いに、パティスの塩気がすっと重なる。そこへ骨付き鶏を入れて静かに煮ると、脂が厚く浮くわけでも、クリームのように濃くなるわけでもない、澄んだ鶏スープができます。フィリピンのティノラは、その軽さが魅力の家庭料理です。

ティノラ(Tinola / Tinolang Manok)は、鶏肉、しょうが、魚醤、青パパイヤまたはサヨーテ、マルンガイや唐辛子葉を入れるフィリピンのスープです。アドボのように酢としょうゆで輪郭を作る料理ではなく、シニガンのように酸味を主役にする料理でもありません。味の中心は、しょうがで温めた鶏だし、パティスの魚醤香、青い野菜の軽さです。

日本で作るときに迷うのは、青パパイヤとマルンガイです。熟した甘いパパイヤではなく、煮ても崩れにくい未熟の青パパイヤを使う料理なので、スーパーの果物売り場だけを探すとずれます。この記事では、青パパイヤがない日にははやとうり、マルンガイがない日にはほうれん草と小松菜を使い、骨付き鶏からだしを出す作り方へ寄せます。

ご飯とパティスを添えたフィリピンのティノラ。澄んだしょうがスープに骨付き鶏、青パパイヤ、青菜が入っている
ティノラはしょうがの澄んだ鶏スープに青パパイヤと青菜を合わせ、ご飯と一緒に食べる

フィリピン料理を続けて作るなら、米粥に近いアロス・カルドよりさらっとしていて、豆のとろみがあるモンゴより軽い位置にあります。焼き物のチキンイナサルや、牛骨を煮るブラロの間に置くと、フィリピンの食卓が「濃い味だけではない」ことが見えてきます。

表記について

Tinola は料理名で、鶏肉を使う場合は Tinolang Manok と呼ばれることがあります。本記事では日本語本文を「ティノラ」、英字表記を Tinola で統一します。フィリピン家庭では鶏だけでなく魚で作る型もありますが、ここでは日本で再現しやすい鶏肉のティノラに絞ります。

Tinolaとは|青パパイヤとマルンガイで軽くする一杯

Panlasang Pinoy と Kawaling Pinoy のティノラでは、しょうが、玉ねぎ、にんにくを炒め、鶏肉を軽く火入れし、魚醤と水または米のとぎ汁で煮てから、青パパイヤと青菜を加える流れが共通しています。Wikipedia でも、鶏または魚、パパイヤまたはサヨーテ、唐辛子葉、しょうが、玉ねぎ、魚醤のスープとして説明されています。

現地の家庭らしさを作るのは、スパイスの数ではありません。しょうがをしっかり入れ、鶏を強火で濁らせず、青パパイヤを煮崩す前に止め、青菜を最後に沈める。この順番が崩れると、ただの薄い鶏スープになったり、野菜の青臭さだけが残ったりします。

守りたい要素 日本での現実解 外すと何が変わるか
骨付き鶏 手羽元8本と骨付きもも、または手羽中を組み合わせる だしが薄くなり、パティスだけが前に出る
しょうが 35gを細いせん切り。チューブだけで置き換えない スープの温かい香りが出ず、鶏臭さが残りやすい
青パパイヤ アジア食材店、沖縄食材店、通販。なければはやとうり 熟したパパイヤを使うと甘く崩れ、料理が別物になる
マルンガイ 冷凍や乾燥があれば少量。なければほうれん草と小松菜 青菜を長く煮ると色が沈み、香りが重くなる
パティス フィリピン魚醤が理想。なければナンプラー少量 塩だけだと、ご飯に合う奥行きが出にくい

青パパイヤとはいえ、日本の台所では常備食材ではありません。最初から完全再現を狙って買い回るより、まず骨付き鶏、しょうが、魚醤を守り、瓜の部分をはやとうりへ逃がす方が失敗しにくいです。サヨーテは日本では「はやとうり」として秋から冬に出回ることがあり、青パパイヤほど香りは出ませんが、煮ても形が残りやすいのでティノラに向きます。

買い出し導線|青パパイヤは代替、パティスは軸

パティス、厚手鍋、料理用温度計、青パパイヤ、はやとうり、すだちを台所に並べたティノラの買い出し材料
ティノラの買い出しで通販を見る価値があるのはパティス、弱火で煮るための厚手鍋、鶏肉の火通りを見る温度計

ティノラのために通販で見る価値があるのは、肉や普通の野菜ではありません。鶏肉、玉ねぎ、しょうが、ほうれん草は近所のスーパーで十分です。迷うなら、フィリピン魚醤のパティス、弱火を安定させる厚手鍋、骨付き鶏の火通りを確認する温度計に絞ります。

青パパイヤとマルンガイは、アジア食材店や冷凍食材で見つかることがあります。ただし、日常的に作るなら代替も持っておく方が続きます。青パパイヤははやとうり、マルンガイはほうれん草と小松菜へ逃がせます。反対に、パティスだけは塩としょうゆで完全には置き換えにくいので、フィリピン料理を数本作るなら1本持っておく価値があります。

魚醤を鍋に入れすぎると、澄んだ鶏スープではなく塩気の強い汁になります。最初は大さじ1と1/2で止め、残りは食卓で足す方が、家族の好みに合わせやすいです。

掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。

ティノラは激しく煮立てる料理ではありません。薄い鍋だと底だけ強く当たり、鶏の細かい泡が上がってスープが濁りやすくなります。4人分なら22cm前後の厚手鍋が扱いやすく、弱火に落とした後の小さな泡を保ちやすいです。

骨付き鶏は見た目だけでは火通りが分かりにくいことがあります。特に手羽元は骨の近くが赤く残ったように見えるので、初回は中心温度計があると安心です。温度計はティノラ専用ではありませんが、鶏肉料理を続ける人には使い回せます。

青パパイヤ、はやとうり、小松菜の代替表

ティノラの代替は、香りを足すより、煮崩れない形を守ることが大事です。青パパイヤは未熟な瓜のように使う材料なので、果物として甘く熟したパパイヤを入れると、スープが甘くなり、煮ている間に形も崩れます。

本来の材料 代替しやすいもの 使い方 避けたいもの
青パパイヤ はやとうり 皮と種を除き、厚さ1.5cm。火通りが早いので短めに煮る 熟したパパイヤ、薄切りズッキーニ
青パパイヤ 大根 厚さ1.5cmの半月。香りは離れるが形は残る 煮込みすぎた大根、甘いかぶ
マルンガイ ほうれん草と小松菜 仕上げに入れ、2分以内で止める 長く煮たほうれん草、春菊だけ
唐辛子葉 小松菜、チンゲン菜 茎を先、葉を後で入れる 香りの強いハーブを多量に入れる
パティス ナンプラー 鍋へ少なめ、食卓で調整 しょうゆだけを多く入れる

日本のスーパーで一番現実的なのは、はやとうりがある季節ならはやとうり、ない季節なら大根少量です。大根は日本の煮物の香りに寄るので、しょうがを減らさず、魚醤を少し使うとフィリピン料理らしい輪郭が残ります。小松菜は茎が硬いので、葉だけのマルンガイと同じ感覚で入れると生っぽく残ります。茎を薄く切って先に30秒沈め、葉を最後に入れると食べやすいです。

失敗しやすいところ

スープが薄くて鶏の味がしない

骨なし鶏だけで作ると起きやすいです。次回は手羽元や手羽中を半量入れてください。すでに薄い場合は、魚醤を増やす前に弱火で5分から8分煮詰めます。塩気だけを足すと、鶏だしの弱さが余計に目立ちます。

スープが濁る

強火で煮立てすぎています。沸いたらすぐ弱火にし、端だけがふつふつする状態を保ちます。泡をすくわずに混ぜ続けると濁りが戻らないので、最初の10分は木べらで大きく混ぜない方がきれいです。

青パパイヤが崩れる

切り方が薄いか、煮込み時間が長すぎます。1.5cmほどの厚さで切り、青パパイヤは10分を過ぎたら竹串で確認します。はやとうりはさらに火が入りやすいので、8分から様子を見てください。

青菜の色が黒っぽい

青菜を入れてから煮すぎています。マルンガイやほうれん草は、仕上げの余熱で沈めるくらいの感覚で十分です。翌日に残す分があるなら、青菜を全部入れず、保存分には新しい青菜を足すときれいです。

魚醤の香りが強い

鍋へ入れすぎたか、魚醤を入れた後に強火で煮立てています。次回は鍋へ大さじ1から1と1/2までにし、食卓で足します。すでに強い場合は、水100mlを足して弱火で5分煮て、ご飯とすだちで調整します。

食べ方、保存、次に作る料理

ティノラは、鍋で味を完成させすぎない方が食べやすい料理です。器にスープと鶏肉をよそい、白ご飯、パティス、すだち、青唐辛子を別に出します。ご飯へ汁を少しかけ、鶏肉をほぐし、魚醤を数滴落として食べると、しょうがの香りと魚醤の塩気がちょうどよく重なります。

冷蔵保存は2日が目安です。青菜は時間がたつと色が沈むので、可能なら保存分には青菜を入れず、食べる直前に新しく加えます。すでに青菜を入れたものを保存する場合は、粗熱を取って浅い容器に移し、冷蔵します。温め直しは鍋で弱火にかけ、ふつふつしたら鶏肉の厚い部分が十分に温まるまで加熱します。冷凍するなら、青菜と青パパイヤを抜いたスープと鶏肉だけが向きます。

献立としては、酸味のあるシニガンとは同じ日に重ねず、焼き物や炒め物の横に置く方がまとまります。甘じょっぱいアドボ、香ばしいチキンイナサル、豆のモンゴとは方向が違うので、フィリピン料理を数日続けても飽きにくいです。

よくある質問

青パパイヤがありません。何で代替できますか?

はやとうりが一番近いです。青パパイヤほど香りは出ませんが、煮ても形が残り、澄んだ鶏スープに合います。はやとうりもない場合は大根を少量使えます。ただし大根は日本の煮物寄りの香りになるため、しょうがと魚醤を省かないでください。熟したパパイヤは甘く崩れるので避けます。

マルンガイなしでもティノラになりますか?

なります。ほうれん草だけでも作れますが、小松菜を少し混ぜると食感が残ります。チンゲン菜も使えます。どの青菜でも、入れるのは最後です。長く煮込むと色が悪くなり、スープの軽さが消えます。

鶏むね肉や骨なしもも肉だけで作れますか?

作れますが、だしは弱くなります。骨なし肉だけで作る場合は、鶏ガラスープの素を小さじ1/2だけ足すより、手羽中を4本だけでも混ぜる方が自然です。むね肉は煮すぎると乾くので、最後の15分だけ入れる方法に変えてください。

パティスがない場合、しょうゆで代用できますか?

薄口しょうゆで塩味は補えますが、魚醤の香りは出ません。ナンプラーを持っているなら、まずナンプラー小さじ2から使う方が近いです。魚介アレルギーで魚醤を避ける場合は、塩と薄口しょうゆで作り、しょうがを少し増やして香りを補います。

米のとぎ汁は必須ですか?

必須ではありません。水だけでも作れます。米のとぎ汁を使うと、スープの角が少し丸くなり、ご飯と合わせたときに一体感が出ます。濃いとぎ汁を使うと濁るので、2回目の薄いとぎ汁くらいが扱いやすいです。

子ども向けに作る場合はどうしますか?

青唐辛子は鍋に入れず、食卓で大人だけが足します。魚醤も鍋では控えめにし、塩気を薄く仕上げます。しょうがを完全に抜くとティノラらしさが弱くなるので、細く切って炒め、辛さではなく香りとして残す程度にしてください。

参考にした情報

まとめ|薄い鶏スープにしないために、骨としょうがを守る

ティノラは、材料だけ見るとシンプルです。鶏肉、しょうが、魚醤、青い瓜、青菜。それでも、骨付き鶏を使うこと、しょうがを先に炒めること、強く煮立てないこと、青菜を最後に入れること。この四つを守ると、ただの薄い鶏スープではなく、フィリピン家庭の澄んだ一杯に近づきます。

青パパイヤとマルンガイを完璧にそろえられない日でも、はやとうり、小松菜、ほうれん草で十分においしく作れます。大事なのは、どこを代替して、どこを守るかを決めることです。次にフィリピン料理を広げるなら、魚醤の使い方を続けてモンゴへ、酸味のある汁物ならシニガンへ進むと、台所の調味料がつながります。

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行ティノラの作り方|フィリピン鶏スープ
URL
https://sekaigohan.com/recipes/southeast-asia/philippines/tinola
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年6月5日
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